三菱食品は20日から２日間、東京ドームプリズムホールで「業務用展示会2024」（共催＝クロコ、リクエ事業部、都貿易、ロコパン事業部）を開いたが（関連昨報）、「業務用卸提案ゾーン」では、経営資源を活用した、売り場拡大とバックオフィス改善に繋がる機能として業務用食材・資材配達サービス「リクエ事業」を紹介した。

　また別のスペースに「リクエ提案ゾーン（クロコ）」も設け、高価格帯ワインなどを試飲を交えてアピールした。

　リクエ事業は2005年にスタートし、「現状の売上高は23度年見込みで210億円、累計顧客数は4.2万軒となる」（同社）。現在の特約店は８社で、学校給食、老人ホーム、ベーカリー・弁当関連など。

　エリアは東京、千葉、埼玉など関東と静岡で展開しており、「取扱アイテムは１万点超でバラ出荷可能。カタログ販売や掲載品以外も調達」「豊富な生鮮品の取り扱い。月間固定価格で、定番野菜からフルーツ、カット野菜をはじめ、鮮魚もエラ、ワタ抜き、フィレ提供など下処理済み用品も用意」「月曜から土曜までの週６日配送。祝日も込み」「支払いはすべて掛け売り」などの長所を会場で改めて訴求した。