日刊食品通信 記事詳細
バックナンバーへ
![日刊食品通信 日刊食品通信](https://www.nikkankeizai.co.jp/images/publication/daily-news/default.gif)
2024年2月15日
1月の流通菓子出荷4%増(本紙調)
受験生応援、バレンタインなど催事向け伸長
日刊経済通信社推計による1月の流通菓子出荷実績(金額ベース)は、合計で104%と4ヵ月連続で前年を上回った。年末年始の菓子需要も旺盛で、ポケット商品やみやげ物が好調。特に、コンビニ、高速道路のサービスエリアや駅売店での売り上げが高かったようだ。
チョコレートを中心にした冬季限定商品やいちご関連商品の荷動きも好調。さらに、受験生応援商品も森永製菓「大粒ラムネ」のようにブドウ糖の機能訴求した商品が大きく伸長。ネスレ「キットカット」大型プロモーションを実施し話題を提供するなど、盛り上げに貢献したようだ。さらに、板チョコもバレンタイン向け需要が好調。大手2社が販促を強化したこともあり2ケタ伸長と商戦を盛り上げている。しかし、季節限定で冬季の売り上げ規模の高い洋酒系は、新商品投入にも関わらず苦戦が続いている。
ビスケットは、ボックスタイプのソフトビスケット、クラッカーが堅調。キャンディは引き続きソフトキャンディ、グミがけん引、スナック菓子は、袋ポテトチップスが新製品の投入や特売などプロモーションが寄与し、大きく上回る水準となったようだ。
その一方で、大袋は、価格改定により特売頻度が減少し販売の鈍化が予想されたが、年末を前に一部ビスケットで特売頻度が上昇したが、商品間で価格差が広がり、結果的には販売増につながらなかったようだ。
カテゴリー別推計値は、チョコレートが合計で102%と推定。ソリッドチョコは106%、そのうちハイカカオ・機能性チョコは101%。
▼以下略
サービスのお申し込みにつきましては、お電話またはフォームよりお願い致します
- お申し込みにつきましては、弊社が受信確認後、お客様にご確認事項を通知してから、書籍とご請求書を郵送致します。
- 電子版、紙版どちらも下記よりお申し込みになれます。