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2024年2月6日
カゴメ前期、国際事業好調で増収増益
カゴメは2日、専門紙向けに前期決算の説明会を開催。山口 聡社長(写真)が2023年度(1~12月)業績と第3次中期経営計画の3年目となる今年度の取り組みを説明した。
23年度業績=売上収益は前年比9.3%増、事業利益は52.1%増、営業利益は37.0%増、当期利益は14.4%増。国際会計基準(IFRS)適用後で過去最高益を達成した。山口社長は「国際事業の増益が国内事業の減益をカバーした」と総括した。国内加工食品事業は売上収益が3.0%増の1,422億円、事業利益は1.5%減の104億円で増収減益。同事業の飲料は売上収益754億円・0.6%減収、事業利益69億円・1.6%増益。ブランド別は「トマトジュース」が156億円・23%増と好調だったが、「野菜一日これ一本」が127億円・4%減、「野菜生活100」が374億円・6%減と前年割れ。同事業の通販は売上収益131億円・3.3%減収、事業利益7億円・56.5%減益。商品別は野菜飲料が81億円・6%減、サプリメント類が21億円・3%減、スープ類が14億円・8%増。同事業の食品他は売上収益536億円・10.5%増収、事業利益28億円・27.2%増益。家庭用食品は193億円・7%増で、そのうちトマトケチャップは96億円・9%増。需要喚起策が奏功し、価格改定後の早期の回復で増収。
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