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2024年2月1日
「カゴメトマトジュース」出荷量が過去最大
20代の購入率増加等が寄与し前年比約15%増
カゴメは1月31日、「カゴメトマトジュース」(全アイテム)の2023年の出荷量が22年を約15%上回り、最大値の記録を2年連続で更新したと発表した。「カゴメトマトジュース 食塩無添加」は、主力の200ml紙容器、720mlPET(写真)、900mlホームパックのいずれも22年の出荷量を上回っている。
「カゴメトマトジュース」は、1933年の発売以来長年にわたり愛され続けている、同社を代表するロングセラー。16年に「善玉コレステロールを増やす」(リコピン)と表示した機能性表示食品となり、さらに18年から「高めの血圧を下げる」(GABA)の機能性表示を追加。22年9月には、720mlPETを環境に配慮した100%リサイクル素材を使用し、使いやすさを向上させた新ボトル「スマートecoボトル」に切り替えるなど商品の価値をブラッシュアップし続けており、昨年には発売90周年を迎えている。
同社は「カゴメトマトジュース」出荷好調の要因を、①機能性表示に関心が高いと思われる、メインユーザーである40~60代の購入量がさらに拡大した ②SNSを中心にトマトやリコピンと美容・健康に関する話題が増え、20代の購入率が増加した ③生鮮トマトの価格が高騰した昨年の秋、品質や価格が安定しているトマトジュースが生鮮トマトの代替として利用された可能性がある―と分析している。
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