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日刊食品通信
2016年10月4日

9月のビール、新製品の反動で5%減少


トータルの年初累計は8月水準を堅持

  本紙が推定した9月のビール類販売実績は、国産大手4社計で前年同月比98.3%となった。昨年同月の麦芽100%大型新製品一斉発売や、エクステンション品の反動でビールが大きく減り、天候不順も相まって2ヵ月ぶりのマイナスとなった。

 ビールは95.3%、2ヵ月ぶりのマイナス。各社とも旗艦銘柄はプラスだったが、昨年新製品とエクステンション品の反動を埋めるには至らなかった。新ジャンルは101.3%、2ヵ月連続のプラス。一部商品のリニューアルも奏功して旗艦銘柄は概ねプラスだったが、一部エクステンション品に反動が出た。発泡酒は100.8%、15ヵ月ぶりのプラス。複数の機能系商品リニューアルが奏功した。カテゴリー構成比は、ビールが46.9%(前年同月48.4%)、新ジャンルが38.0%(36.8%)、発泡酒は15.2%(14.8%)だった。

 

 一方3カテゴリー計の1〜9月累計は、8月時点と同水準の前年同月比98.4%、約2億9,886万箱(ビール大びん換算)となった。内訳はビールが99.1%の約1億4,968万箱、新ジャンルが99.2%の宅1億722万箱、発泡酒は93.9%の4,196万箱。8月時点に比べ、ビールは0.4ポイント後退、新ジャンルは0.2P改善、発泡酒は0.9P改善した。なお構成比は、ビールが50.1%(前年同期49.7%)、新ジャンルが35.9%(35.6%)、発泡酒は14.0%(14.7%)だった。

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