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日刊食品通信
2024年1月15日

キユーピー髙宮社長「再成長から継続発展へ」


23年度は増収減益で着地

キユーピーは11日、「2023年11月期 決算説明会」を都内で開催。髙宮 満代表取締役社長執行役員(写真)らが出席し、決算概要や企業価値向上に向けた取り組みなどについて説明した。

 23年度は、売上高4,551億円(前年同期比5.8%増)、営業利益197億円(22.6%減)、経常利益205億円(24.8%減)、当期純利益132億円(17.8%減)と増収減益での着地。売上高は、価格改定効果や海外の売り上げ拡大などから増収。営業利益は、主原料やエネルギー・一般源資材の高騰影響に加え、鳥インフルエンザによる鶏卵価格高騰、鶏卵不足などから減益。しかし、第4四半期には回復傾向に転じている。

 発表会では、24年度以降の取り組みについて髙宮社長が、「近年の大きな環境変化がありながら、業績は確実な回復に向かっている。一方、会社を取り巻く想定外のリスクの存在は高まりつつあると認識している。このような環境下、グローバルな市場を勝ち抜くために、“国内高質化”“海外成長”“サステナビリティ”の3領域に集中することで、再成長から継続発展のステージへと歩みを進める」などと説明。また、今期計画について、「売上高は249億円の増収、営業利益は58億円の増益を計画。想定できるリスクをあらかじめ計画に見込む考えを採用した。そのため、鳥インフルエンザの影響が軽微であれば経営に追い風が吹くという形になる。

 

▼以下略

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