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2024年1月11日
23年累計RTD販売、大手6社計で2%増
2年ぶり伸長、無糖と新商品がけん引
本紙が推計したRTD主要メーカーの23年累計販売実績は、6社計(サントリー、キリンビール、アサヒビール、宝酒造、サッポロビール、合同酒精)で前年比102%だった。
社別では3社がプラス、そのうち2社が2ケタ増。横ばいで着地した前年を上回り、2年ぶりに伸長した。
3月以降各社から発売された新商品の好調が全体をけん引。サントリー「こだわり酒場のタコハイ」「-196℃ 瞬間凍結」、サッポロ「ニッポンのシン・レモンサワー」「クラフトスパイスソーダ」、キリン「上々焼酎ソーダ」など、年間を通じて無糖カテゴリーへ新商品が続々と投入され、話題を呼んだ。
定番のキリン「氷結 無糖」シリーズは、登場から2年が経過する中でも2ケタ伸長を維持した。加えて、度数が中程度のミドル商品など、食中飲用に最適なアイテムも支持を集めている。
年間を通じて爽やかな飲み口の無糖カテゴリーと、食中酒需要を満たすアイテムに人気が集まった。今後もより勢いは加速するという見方が強い。また、酒税改正に伴う新ジャンルユーザーの流入も24年以降に本格化すると見られ、「流入先は無糖や食中酒になるだろう」(関係者)と予測。
累計上位20銘柄計の構成比は83%、前年比105%。価格帯別構成比はスタンダード87%(前年87%)、プレミアム13%(13%)。度数別構成比は7度以上の高アル42%(45%)、4~6度のミドル24%(21%)、3度以下の低アル7%(8%)、幅広い度数を展開するその他27%(26%)。
▼以下略
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