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日刊食品通信
2023年12月22日

11月のアイス9%増(本紙調)


4月からの累計10%増

 11月のアイスクリーム売上高は、9%程度前年を上回った。月平均気温が全国的にかなり高く、各地で夏日を記録。これにともないアイスクリームの商況は好調に推移。昨年も8%増とベースが高かったにもかかわらず、2ケタ近く伸長した。また、4月からの今期累計は10%増。11月の各社実績は次の通り。

 ロッテは17%増で市販用が18%増、業務用が6%増。「爽」が5%増で、うち“バニラ”が8%増、昨年43%増だった“練乳いちご”が反動で18%減、“生チョコinバニラ”が39%増、“昔ながらのフルーツオレ”が3%減(前年のなつかしの特性プリン比)。「クーリッシュ」は8%増で、“バニラ”が16%増、“ベルギーチョコ”が19%増、“カルピス”が2%増。「雪見だいふく」は65%増で、“バニラ”が10%増、“コクのショコラ”が16%増、“ミニ雪見”が4%増。“白い恋人コラボ”は昨年の“みたらし”比で5倍超と伸長。「モナ王」は6%減でマルチが4%増。ノベルティは“バニラ”が14%増だったものの“宇治抹茶”が13%減、“クランキー”の発売時期ズレも響いた。「レディーボーデン」は11%増。新商品の“贅沢3種のストロベリーマッチ”がヒットしたミニカップが55%増、“パイント”は前年並み、マルチは14%減。「ガーナ」は13%増。「バニラバー」が10%減。「ハーシー」が1%増。「ドール」は出荷調整を終えたが影響が残り21%減。

 森永乳業は3%減で発売日月ズレが影響。「パルム」が17%増でノベルティ、マルチがいずれも好調。「モウ」は24%減で、昨年11月に“濃いチョコ”を発売しており、今年はこれに代わる商品がなかった。

 

▼以下略

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