日刊食品通信 記事詳細

バック
ナンバーへ
日刊食品通信
2023年12月11日

11月の清涼飲料市場2.5%増で4ヵ月連続増


 清涼飲料市場の23年11月実績は、数量ベースで2.5%増となり、4ヵ月連続で前年を上回った。前年10月の価格改定が一巡したものの、今年10月からの大型PET値上げもあり前年との比較が見えづらくなっている。それでも単月ではプラスのメーカーが目立ち、累計では前年並みで推移している。以下各社動向。

 コカ・コーラシステム=全体は前年並み(累計4%増)。残暑が「やかんの麦茶」「アクエリアス」に寄与したが、反面「ジョージア」「コスタ」などのホット商材の動きは鈍い。10月大型PET値上げの影響も(本紙推計)。

 サントリー=全体3%増(2%増)。「天然水」は4%増(7%増)「本体」が続伸したほか、「きりっと果実」シリーズ、「特製レモンスカッシュ」なども好調。「ボス」は3%増(2%減)で、「甘くないイタリアーノ」など「クラフトボス」シリーズが順調。「伊右衛門」は8%増(8%減)で、「濃い味」の継続好調に加え、新商品「香る、果実」が寄与した。「GREEN DA・KA・RA」は3%増(4%増)で、「本体」や「ルイボス」が好調。烏龍茶は1%増(5%増)、「ペプシ」は昨年大幅増となった反動もあり15%減(1%増)、トクホ・機能性表示食品計は7%増(20%増)。

 アサヒ=全体10%増(2%増)。このうち「三ツ矢」が29%増(1%減)で、外出機会の拡大や残暑の影響で小型PETが好調。新商品「三ツ矢 特濃マスカットスカッシュ」が寄与。

 

▼以下略

サービスのお申し込みにつきましては、お電話またはフォームよりお願い致します

  • お申し込みにつきましては、弊社が受信確認後、お客様にご確認事項を通知してから、書籍とご請求書を郵送致します。
  • 電子版、紙版どちらも下記よりお申し込みになれます。
ホームページからのお申し込みフォーム

電話からの
お申し込みはこちら

バックナンバーへ

媒体紹介へ