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2023年12月8日
11月RTD販売12%増、累計は2%増(本紙調)
基幹ブランドが好調、上旬の好天も寄与
本紙が推計したRTD主要メーカーの11月販売実績は6社計(サントリー、キリンビール、アサヒビール、宝酒造、サッポロビール、合同酒精)で前年比112%だった。社別では4社がプラス、そのうち2社が2ケタ増。各社の基幹ブランド好調や、上旬の好天も寄与した。なお、12月も現在のまま推移した場合、市場は2年ぶりのプラス着地が見込まれる。
2ヵ月連続の2ケタ増。全体では新商品や、期間限定アイテム好調による寄与が大きい。10月の酒税改正に伴う新ジャンルユーザーのRTD流入については、「若干動きが見られた」との意見もあった。
各社の銘柄ごとでは、サントリーは「-196℃ ストロングゼロ」「こだわり酒場」ブランドが引き続き好調。「ほろよい」は2ケタ増。キリンは「氷結 無糖」シリーズが2ケタ伸長を維持。「麒麟百年 極み檸檬サワー」も20位以内にランクインしている。アサヒは「贅沢搾りプレミアム冬限定国産ふじ林檎」が寄与し、「贅沢搾り」全体で2ケタ増だった。宝酒造は定番の「焼酎ハイボール」がプラス。サッポロは引き続き「濃いめ」ブランドと「男梅サワー」が好調。
上位20銘柄計の単月構成比は85%、前年比119%。価格帯別構成比はスタンダード86%(前年86%)、プレミアム14%(14%)。度数別構成比は7度以上の高アル41%(46%)、4~6度のミドル25%(20%)、3度以下の低アル7%(7%)、幅広い度数を展開するその他27%(28%)。
▼以下略
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