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日刊食品通信
2023年12月5日

台湾公会が「日台冷凍農産物安全懇談会」


枝豆産業のさらなる発展を期待

 (台湾・高雄)台湾の冷凍野菜生産者団体の台灣区冷凍蔬果工業同業公会は1日、高雄市内のホテルで「2023年日台冷凍農産物生産販売安全懇談会」を開催した。日本側は、大手冷凍食品メーカーを中心に組織する輸入冷凍野菜品質安全協議会(凍菜協)の会員ら関係者、台湾側は公会メンバーや台湾の農林水産省にあたる農業部など合計約100名が出席した。

 冒頭、台湾公会の魏 東啓理事長(建一強冷凍食品総経理・写真左)が「コロナ禍があり5年ぶりの開催となる。台湾の枝豆産業は50年以上の努力を重ね、最大の輸出国となった日本と交流活動を通じお互いの関係を深められ嬉しく思う。原料栽培から加工・管理までの生産履歴追跡システムを立ち上げたことによって安心安全で品質が高くおいしい台湾枝豆は、中国とタイを抜いて日本でトップシェアを確立することが出来た。近年は気象変動や生産コスト高騰など厳しい環境だが、皆様の支援を頂ければ枝豆産業はさらに大きな発展が出来る」とあいさつ。

 日本側は、凍菜協の中井清典会長(ニッスイ品質保証部長・同右)が「コロナ禍で日本の外食は自粛が続き冷凍枝豆市場にも大きな影響を与えた。気候変動は農産物にも影響が出始め、今年の台湾枝豆春作栽培でも極端な天候変化を受けて大変なご苦労をされたと思う。

 

▼以下略

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