キリンビールが発売するRTD「キリン　氷結　無糖」シリーズは好評で、年間販売目標の1,800万箱（250ml換算）を達成した。好調を受けて12月の製造計画は前年から２割増産し、年末年始需要に向けて供給体制を整える。

　好調要因については、①「氷結　無糖」ならではの余計な甘さのない、飲みごたえあるおいしさ　②ラインアップ充実によるお客様支持の獲得─を挙げている。RTD市場は中長期的に伸長傾向。同シリーズは今後も市場で存在感を増す“無糖チューハイ”カテゴリーをけん引し、独自の美味しさでユーザーの期待に応える。

10月外食産業売上高8.8%増、19年比16.6%増

　日本フードサービス協会が27日発表した2023年10月度の外食産業売上高（協会加盟社対象）は、トータルで108.8%、19年比では116.6%だった。19年９月に消費増税や大型台風の直撃で売り上げが振るわなかったことが増加の要因。また、継続的な物価高から引き続き価格改定の動きがある一方、消費者の節約志向に合わせた価格訴求型のメニューも見られた。

　業態別では、ファーストフード業態は107.3%、19年対比では127.0%。

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