総務省統計局が24日発表した「小売物価統計調査」によると、10月の全国都道府県庁所在地における流通菓子の小売価格は、ポテトチップスが最低、最高価格とも２ヵ月連続で上昇したが、ビスケットなどその他の品目は上昇が鈍化した。

　前月比では、ビスケットは最高価格が２円下落、最低価格は９円下落、キャンディは最高価格は２円下落、最低価格は３円上昇。チョコレートは最高価格は前月並み、最低価格は２円上昇。チューインガムは最高、最低価格とも前月並み。ポテトチップスは最高価格で15円上昇、最低価格は５円上昇した。

　都市間での最高値と最安値の価格差は、ビスケットが最高値192円（徳島市）、最安値144円（和歌山市）、キャンデーは最高値232円（松江市）、最安値195円（山口市・高知市）、チョコレートは最高値276円（徳島市・高松市）、最安値227円（金沢市・仙台市・鹿児島市）、チューインガムは最高値140円（和歌山市）、最安値118円（秋田市）、ポテトチップスは最高値268円（松江市）、最安値154円（秋田市）。

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