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2023年11月22日
ミツカングループ、23年度上期は2ケタの増収
北米事業などが売上高をけん引
ミツカングループは21日、23年度上期(3~8月)の業績を発表。グループ全体の売上高は、北米事業、欧州事業の増収などから1,439億円、前年同期比12.7%増となった。
今上期のエリア別売上高は、日本+アジア事業557億円(3.3%増)、北米事業775億円(18.3%増)、欧州事業106億円(30.6%増)と3エリアすべてが増収。特に北米事業が好調となり、全体の業績をけん引した。なお、海外売上高比率は61.7%と前年同期比で3.5ptアップ。
各事業の概況は、日本+アジア事業の家庭用売上高が納豆、つゆ・鍋つゆの増収により430億円(2.2%増)と前年超え。また、業務用売上高はコロナ禍の規制緩和に伴い市場が回復したことで、105億円(4.5%増)と増収。しかし、19年水準までは回復していない状況となっている。北米事業は、パスタソース事業が好調となったほか、食酢を中心とする調味料事業も好調に推移。欧州事業は、主力ブランド商品であるスイートピクルスの「Branston」、食酢の「SARSON’S」の価格改定を4月以降に実施したが、販売数量の落ち込みもなく堅調に推移。また、日本食を中心とした業務用事業が好調に推移した。
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