日刊食品通信 記事詳細

バック
ナンバーへ
日刊食品通信
2016年9月27日

グリコ、機能性表示食品チョコの生産強化


「GABA」1.5倍増、「LIBERA」2倍増に増強

 江崎グリコは、機能性表示食品チョコレートの需要に対応するため生産体制を強化、27日からリニューアル発売する「GABA」は生産能力を約1.5倍に、3月発売の「LIBERA」は約2倍に、それぞれ増強する。26日開催したメンタルバランスチョコ「GABA」の機能性表示食品化リニューアル発売発表会で明らかにしたもの。

 2005年発売の「GABA」は、“ストレス社会で戦うチョコレート”をキャッチコピーに、ビジネスマンのオフィス需要を開拓。「近年、ストレスを感じる人が増加傾向にあり、2015年12月からはストレスチェックに義務化されるなどニーズが拡大している」(長崎宗則マーケティング本部チョコレートマーケティング企画ブランドマネージャー)ことから、直近の4年間では2倍以上伸長するなど好調が続いている。リニューアルでは、パッケージ前面に「事務的な作業による一時的・心理的なストレスを低減する」と「機能性表示食品」のロゴを表示。生産体制も約1.5倍に増強する。

 一方、「LIBERA」は3月にチョコレートで初めて機能性表示食品として登場。発売以降、販売計画の3倍以上を上回る実績で推移し、品薄状態が続いていた。そのため、生産体制を約2倍に増強し、旺盛な需要に対応する。

 梅崎信彦常務執行役員営業本部長は、市場環境と商品の方向性について、「経済環境は今年に入り一転し低価格が進んでいる。そのため、大人も満足できる高付加価値商品の創出による『脱価格戦略』、企業理念“おいしさと健康”の健康を付加した商品の提案の2つに取り組み進めていく」と話した。

サービスのお申し込みにつきましては、お電話またはフォームよりお願い致します

  • お申し込みにつきましては、弊社が受信確認後、お客様にご確認事項を通知してから、書籍とご請求書を郵送致します。
  • 電子版、紙版どちらも下記よりお申し込みになれます。
ホームページからのお申し込みフォーム

電話からの
お申し込みはこちら

バックナンバーへ

媒体紹介へ