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日刊食品通信
2016年9月15日

中京・関西の酒類市場


 中京 ビール類が前年確保

 (名古屋)中京の8月のビール類市場は全国水準と同様、前年実績をクリアした。印間にバラツキがあるがビール、新ジャンルが前年確保。業務用市場は堅調で樽も実績確保。

 清酒は夏場で基礎数字が小さいものの、大手銘柄の大半が前年オーバー。前年が2ケタ減だったこと、営業日が1日ないし2日多かったことが大きい。洋酒は微増ペース。国産は原酒枯渇の影響で伸び悩み。輸入物がけん引。ハイボール商材は頭打ち傾向。ワインは持ち直す。国産、輸入とも伸長。

 

関西 ビール、新ジャンルが復調

  (大阪)関西地区8月の酒類販売概況は、ビール類合計で約1%増。4社ともプラス。累計では前年並み。猛暑で家庭用需要は好調に推移したが、外飲では控えぎみの飲用状況で推移。発泡酒は約4%減。新ジャンルは約3%増。ビールの復調と新ジャンルの家庭用での伸びがビール類合計での前年比超えに寄与した模様。ギフトは百貨店などの早割り受注率が上昇していることで、8月では前年比減。清酒は灘、伏見の大手銘柄で4社が前年超え。そのほかは前年比微減。前月からの反動による増加が要因。累計では前年実績を挟んで3〜4%の増減幅。720mlサイズの特定名称酒は好調に増加。銘柄間でパック酒の好不調が目立つ。地方酒の伸長は前月に続いて鈍化。飲食店などとの取り引きにも安定感を欠いている。焼酎甲類は微減まで戻した。缶入りチューハイは2ケタ近い伸び。乙類は約5%減だが、上位銘柄は安定した伸びを確保。

▼以下略

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