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日刊食品通信
2016年9月2日

夏場のビール類販売、6年連続で縮小


 本紙が推定した今夏(6〜8月)のビール類販売実績は、国産メーカー大手4社計で前夏比98.8%の1億1,799万箱(ビール大びん換算)となった。マイナスは6年連続。

 6月は前年同月比99.6%とほぼ前年並み、8月は101.4%となったが、7月が95.6%と大きく落ち込んだのが響いた。6月のマイナスは2年ぶり、7月のマイナスは3年連続、8月のプラスは4年ぶりだった。

 カテゴリー別には、ビールが前夏比99.9%の6,203万箱、12年連続のマイナス、新ジャンルが98.6%の4,033万箱、3年連続のマイナス、発泡酒は94.8%の1,563万箱、3年ぶりのマイナスだった。また、ビールは7月のみマイナス、新ジャンルは8月のみプラス、発泡酒は各月マイナスだった。

 

 なお、カテゴリー構成は、ビールが52.6%(前夏52.0%)、新ジャンルが34.2%(34.2%)、発泡酒は13.2%(13.8%)だった。

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