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日刊食品通信
2016年9月1日

7月パスタ国内供給量、3ヵ月連続2ケタ増


輸入量は3割増、輸入品シェア56.5%に

  日本パスタ協会調べによる7月のパスタ国内供給量は2万4,987t、前年比14.6%増と3ヵ月連続で2ケタ増加した。輸入量は32%増と4ヵ月連続の2ケタ増加。

 内訳は、国内生産量が1万918t、2.2%減。輸入量は、スパゲッティが、イタリア(29.2%増)、トルコ(68.2%増)、米国(10.6%減)となった。一方、ショートは、イタリア(12.2%減)、米国(8%減)が減少、トルコ(687%増)が急増した。輸入量合計では1万4,111t、32%増と大幅伸長した。輸出量は42t、2.3%減。輸入品シェアは56.5%(前年同月49.0%)と急伸。今年は50%前半の高い水準で推移していたが、昨年8月(56.8%)ぶりにさらに突出した値を示した。国産が減少した反面、増勢基調のトルコに加えて、上期は前年割れだったイタリアが7月は大幅伸長に転じたことが主因。CIF価格は123.7円/kg(同152.0円/kg)と下落傾向にある。

 

 なお、1〜7月の国内供給量は、16万3,106t、15.7%増。うち、生産量は9.4%減。主な国別輸入量は、イタリア0.8%増、トルコ52.9%増、米国18.2%減。輸入量合計では8万4,836t、11.1%増。CIF価格は134.0円/kg(前年同期148.3円/kg)。輸入品シェアは52.0%(同46.6%)となった。

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