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2016年8月24日
今夏のビール類販売、2%程度のマイナスか
本紙が試算した今夏(6〜8月)のビール類販売は、国産メーカー大手4社計で前年同期比98%程度の1億1,700万箱〜1億1,750万箱(ビール大びん換算)となりそうだ。
6月は前年同月比99.6%とほぼ前年水準を維持したが、7月が95.6%の3,964万箱と初めて4,000万箱を割り込む大幅減となり、8月も盆休み明けに台風が連続して到来、東日本・北日本の荒天が災いして思うように消費が伸びていない。
このため9月以降、限定商品を含めた各社の様々なテコ入れ策が投入される見込みで、今後の焦点は増勢が続くRTDにもよるが、1〜7月でマイナスに転じたビール(前年同期比99.4%)が年間で水面に浮上できるか、デフレ再燃傾向下で新ジャンル(同98.1%)が再び活性化するかの2点となっている。
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