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2016年8月22日
日本酒と地ビールの複合見学施設が誕生
黄桜・伏水蔵、25日グランドオープン
(大阪)黄桜は18日、日本酒醸造蔵と地ビールの醸造を併せて見学できる新施設「黄桜伏水蔵(ふしみぐら)」を報道関係者向けに公開した。
現在、工場見学を行っている大手の酒造メーカーの中では、日本酒と地ビールの製造過程が同時に見学できる施設としては日本初。開業は25日。所在は京都市伏見区横大路下三栖梶原町の黄桜本社敷地内。5階建て。工場面積は約3,859㎡、延床面積は約5,051㎡。地ビールの生産能力は年間約4,000klで初年度は約1,000klの生産計画。入館は無料(要予約)で、年間で約20万人の来館を見込んでいる。別棟の第3工場(多機能充填)も見学できる。大型バス14台自家用車31台を収容できる駐車場を完備。送迎バスの運行、多言語対応、スマートフォンアプリなどの導入で見学者誘致を図る。
松本真治社長は「伏水蔵では清酒、地ビール造りの姿勢にこだわり、創業から今日に至る歴史を紹介。レストランではできたてのビール、おいしい日本酒と料理を楽しんでもらう。黄桜は1925年に祖父の松本治六郎が創業。良質で豊かな伏流水(伏水=ふしみ)に恵まれて酒造業を営んできた。『伏水蔵』はこの伏水からの命名。これからも恵まれた水を活かして、喜んでもらえる良い商品を造り続ける。
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