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2016年8月12日
7月の流通菓子、4%減(本紙推定)
チョコ前年価格改定の反動響く
日刊経済通信社がまとめた7月の流通菓子出荷実績は、合計で96%となったようだ。昨年7月14日からソリッドチョコ、ナッツ系チョコの主力品が価格改定を実施し一斉出荷したことによる実績の膨らみがあったことと、初旬から気温が急上昇しチョコレートの荷動きが鈍化するなどマイナス要因が影響。一方、塩関連のキャンディ、タブレット、高カカオチョコレートは前月に引き続きが好調に推移した。
チョコレートは97%と推定。ソリッドチョコは90%。前年値上げとなった板チョコは前年実績の反動で70%台に。ナッツチョコも前年の価格改定の影響があるものの、特売減少の影響で86%。チョコスナックは104%と推定。主力商品の期間限定品の投入、定番商品も堅調。子ども向け商品も2ケタ近い伸長。ビスケットは101%。ソフト系・クッキータイプは微減。チョコチップ、コンビネーション商品が苦戦した。クラッカーは106%と推定。半生は108%と前月に続き好調。
キャンディは合計で前年並み。ハードキャンディは94%。うちのど飴、フルーツ系、ミルク系が苦戦するものの、塩関連が105〜116%と伸長。ソフトキャンディは98%。グミは103%、子ども系グミが好調。キャラメルは96%と苦戦。スナック菓子は99%。うち、ポテト系は102%。生ポテトチップスは微減となるものの、成型ポテトが105%と好調。小麦系、コーン系は前年割れ。チューインガムは98%。デンタル系は前年を上回るものの、エチケット系、小粒板が前年を割った。
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