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日刊食品通信
2016年8月4日

上期清酒、特定名称酒の構成比33%に拡大


 

 日本酒造組合中央会がまとめた上期(1〜6月)の清酒課税移出数量は前年同期比98.9%となった。吟醸酒、純米吟醸酒、吟醸酒は引き続き好調なものの、構成比の大きい一般酒のマイナスが合計にも影響した。特定名称酒の構成比は14年同期29.3%、15年同期30.8%から当期は32.6%と増加傾向を維持。また海外市場での市場拡大を反映し、輸出も前年比105.2%。また、醸造年度(15年7月〜16年6月)では合計98.4%に対し、吟醸酒110.0%、純米吟醸酒115.5%、純米酒106.1%、本醸造酒95.3%、一般酒96.3%となった。本格焼酎の上期は合計が99.0%(度数別に比べ減少しているのは当月が組合調べの概数に対し、前年同月分が国税庁調べの確数のため)。(単位:kl、前年比%)

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