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2016年7月28日
明治菓子事業、通期で2%超増目指す
デフレに打ち勝つ商品で市場の変化に対応
明治の田上康孝取締役常務執行役員菓子営業本部長(写真)は27日開催の秋季菓子商品説明会で、今期のチョコレートの取り組みについて、①スペシャリティ ②スタンダード ③健康志向の3つのポイントを上げて、「デフレに打ち勝つ商品、良い商品、良いサービスで市場の変化に対応。通期では菓子トータル102%超を目指して取り組んでいく」と話した。
前期菓子事業については、「中期経営計画の『STEP UP17』で有意の菓子事業に集中し菓子ではチョコレート、さらに育成カテゴリーとしてグミに取り組んでる」と説明。チョコレートは103%で、伸張著しいソリッドチョコレートは「チョコレート効果」中心に109%。ナッツチョコは価格改定と店舗での適正価格販売に取り組んだため減売となったが、健康志向カテゴリーが好調。「3月のNHK情報番組のカカオポリフェノールの報道が大きな反響を呼び、一時期は前年実績で10倍増、現在でも1.7%倍増で推移している」(田上常務)。今期のチョコレート事業は、一昨年発売したプレミアムな「ビーン・トゥ・バー」商品の「The Chocolate」の内容を一新して、新たな提案を実施。また、「ミルクチョコレート」を始めとする板チョコ群を「スタンダードチョコレート」シリーズとして一新し、ソリッドチョコの活性化を図っていく。また、グミカテゴリーは前期116%と好調。今期もさらにブラッシュアップを図り、拡大していく。
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