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日刊食品通信
2016年7月15日

6月の中京・関西酒類市場


 中京 ビール類が堅調
 (名古屋)中京の6月のビール類市場はほぼ前年並みペース。東海地方は入梅が早く、降雨日も多かったが気温は高めに推移、天候要因も後押し。ビール本体が順調、需要を底支えした。業務用(樽)は総じて低調、前年割れ。
 清酒は、例年の傾向だが、夏場にかけての蔵出しは良い。蔵出しベースでは主要銘柄の多くが前年オーバー。2ケタ伸長も散見。ウイスキーは増勢ペース。輸入は2ケタ伸長。国産は一部銘柄で原酒枯渇の影響が続いている。ワインも増勢ペース。輸入が好調で需要をけん引。

関西 ビールギフトは順調な受注状況
 (大阪)関西地区6月の酒類販売概況は、ビール類合計で前年並みを確保。ビールは業務用、家庭用ともに好調な推移。4社とも前年比超え。発泡酒はやや不振。新ジャンルは1社が前年実績をクリアしたほかは、2〜3%の前年割れになった。1〜6月累計ではサントリー、サッポロの伸長が顕著。下旬から始まった百貨店中元ギフトは、早割りを含めて缶ビールは前年同期を上回る順調な受注状況になっている。飲料とのアソートギフトも注力商品として注目商材。灘、伏見の清酒大手は5社が前年超え。平均値で前年並み。1,000円までの純米酒720mlテーブルサイズ、吟醸酒300mlコンビニ商品の動きは活発。パック酒の需要ももち直しぎみ。3L、2L経済酒は主要銘柄で前年超え。焼酎甲類は前年並み。乙類は上位3銘柄が伸長を続けているが、多くが1割以上の減少。

 

▼以下略

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