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日刊食品通信
2016年7月13日

6月のアイス2%増、累計3%増(本紙調)


好調の前年を上回る

 6月のアイスクリームの販売実績は、2%増で着地した。4-6月累計でも3%増と好調を持続。アイス市場は過去最高の売り上げだった昨年を上回るペースで最盛期に挑む。

 ロッテアイスは6%増。「爽」が4%増と高水準を持続。「クーリッシュ」は21%増、「モナ王」は6%増、「ドール」は8%増、「ハーシー」は6%減、「ガーナ」は30%増、「レディボーデン」は14%増、「ジェラートマルシェ」「ジェラートマイスター」は前年割れとなった。森永乳業は8%増。“ソレイユパッション マンゴー&パッションフルーツジェラート”“ハッピーベリーアソート”が上乗せとなった「ピノ」が20%増、「パルム」「モウ」は前年並み。江崎グリコは3%増。「ジャイアントコーン」が2%増、「パピコ」が15%増、好調の「アイスの実」はさらに6%増、「パナップ」は15%減、「牧場しぼり」は25%増、「パリッテ」が前年並み。マルチでは330円層が2%増、420円層が4%増、500円層は20%減。ハーゲンダッツは2%減。マイナスは昨年同月が新商品効果で18%増とベースが高くなっていたため(1‐6月累計1%増)。ミニカップがやや前年を下回ったが、「クランチークランチ」が2ケタ増となったほか、「クリスピーサンド」も2ケタ近い伸長。森永製菓は11%増。「ジャンボ」シリーズが6%増、「アイスボックス」が15%減、「サンデーカップ」が19%減、「パリパリバー」が23%増、「パキシエル」が29%増。明治は6%減。昨年同月に主力の「エッセル」をリニューアルしており、その反動でマイナスとなった。

 

▼以下略

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