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日刊食品通信
2016年7月12日

6月の流通菓子、3%増(本紙調)


高カカオチョコ、塩関連商品が好調

  日刊経済通信社がまとめた6月の流通菓子出荷実績(金額ベース)、合計で103%となったようだ。前年同月が7月からのソリッドチョコ価格改定に伴う仮儒の反動、西日本の大雨と全国的な気温の上昇で中旬から後半は全般的に荷動きが鈍化したが、高カカオチョコレート、グミなど引き続き好調。さらに、塩関係商品もキャンディなど中心に急激に荷動きが活発化し、全体を押し上げたようだ。

 

 チョコレートはトータル108%と推定。ソリッドチョコは110%。昨年棒上げを実施した板チョコなど一部商品が前年仮儒の反動から減少が予測されたものの、微増〜1ケタ後半増と堅調。高カカオチョコレートは前月に続き2ケタ増と好調が続く。ナッツ系は90%とやや回復基調に。チョコスナックは104%。定番品に加え、季節限定品が寄与。ビスケットは合計102%を推定。ソフトビス・クッキーは101%。定番商品はほぼ前年並み。クラッカー系は108%と好調。半生も105%と伸長。スナック菓子は98%。ポテト系はトータル前年並み。生ポテトチップスは前年並み。成型ポテトチップスは106%。コーン系は96%と苦戦、チップス、パフとも前年割れ。小麦系は微減。キャンディはトータル98%。ハード系は95%、塩物は荷動きが活発化するものの、のど飴のほかフルーツ、ミルクタイプが低調、ソフトキャンディ前年並み。キャラメルは103%。塩関係が伸びる。グミは108%と引き続き好調。チューインガムは97%と推定。デンタル系は前年並み、エチケット系の苦戦が響く。

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