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日刊食品通信
2016年7月8日

上半期のしょうゆ大手5社出荷、1.2%増


7月以降、めんつゆなど加工品需要に期待

 本紙集計によるしょうゆ大手5社(キッコーマン・ヤマサ・ヒゲタ・ヒガシマル・マルキン)の上半期(1〜6月)出荷量(自家消費を除く)は、17万8,749kl、前年同期比1.2%増となった。

 近年、出荷量の減少が続いていたが、ここにきて下げ止まりの兆しが見えてきている。上半期は、飲食業での需要増などから業務用が堅調な推移を見せた。また、家庭用においては、PET製品が落ち込みを見せているものの、密封容器製品が昨年に引き続き好調な動きとなった。7月以降については、猛暑が予測されていることから、めんつゆなどの加工品需要に期待。しかし、過度に気温が上昇すると、調理機会の減少からめんつゆなどの需要自体も減少してしまうという側面もあるので今後の動向に注視していきたい。

 

 なお、6月の出荷実績は、5社合計で3万1,846kl、前年同月比0.4%増。家庭用で密封容器商品が好調に推移しているほか、業務用も堅調な動向となっている。

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