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日刊食品通信
2016年7月7日

サミット竹野新社長「地域で愛される店に」


商品・売り場・接客すべてを変える

  サミットの竹野浩樹新社長(写真・6月27日付で就任)が5日、就任会見を行い、自社の将来象や自身の考える戦略などを語った。

 

 竹野氏は1989年4月、住友商事に入社、当時から子会社のサミット担当窓口となり経営幹部会など重要会議に参加し、30年近くにわたって社員以上にサミットを見続けてきた。ドラッグストア「トモズ」の創業者でもある。会見では自身のこれまでの経緯を述べたあと、「世の中を飛び回り商社マンみたいな生活のなか、SMのマネジメントをやってみたいという思いが頭の中にあり、巡り巡ってサミットの社長に行きついた。自覚と責任を持って役割を果たしたい」と抱負を述べた。将来については「2020年は日本にとって転換期であり、消費は萎縮する。五輪後の反動、ベビーブーマーの後期高齢者入りなどお金に対する感覚は厳しくなり、それに備えるのが重要である」とした上で、「簡便化がますます進み、車・お金・火を使わなくなるという流れに応えていく必要がある。狭い商圏で一人ひとりの顧客にどう向かい合うのか突き詰めていく必要があり、商品、売り場、接客すべてを変えていきたい。20年までにできれば、SMとして生き残れるだろう。毎年20%ずつ変えれば5年で達成が可能だ。サミットは立地、組織、人材のそれぞれでポテンシャルのあるSMだと思う。合理的な考えが根付いており、これを活性化させるのが私の仕事だ」と語った。

▼以下略

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