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2016年7月6日
DNP、世界大手紙容器のSIG社と日本で協業
日本市場に新形状の飲料・食品用紙容器提供
大日本印刷(以下DNP)は4日、飲料や食品向けの紙容器メーカー世界大手のSIG Combibloc(スイス、Rolf Stangl代表、以下SIG社)と、日本市場における飲料・食品用紙容器事業で協業することで合意したと発表。両社は、共同で日本市場における販売促進活動と事業推進に向けた準備を開始し、17年春の販売開始を目指す。現在、国内の飲料向け液体紙容器は、ゲーブルトップ型とレンガ型が主流を占め、形状の独自性に乏しく、商品の差別化が難しいことが課題となっている。DNPは、「Lカートン」「Lアルミカートン」「Lロールミニ」などの名称で飲料や酒類製品向けの液体紙容器及び充填システムを販売。アルコール飲料類の紙容器及び充填システムでは高い販売シェアがあり、PETボトル用などの無菌充填システムは飲料・食品メーカーに採用されている。
一方、SIG社は飲料カートンを欧州で最初に製造し、食品、飲料の無菌充填カートンビジネスでは40年以上の実績がある。また、再封可能な口栓付き紙容器や固形物が充填できる紙容器など特長のある無菌充填カートンシステムを欧州で最初に提供。製品ラインアップは口栓付きのCombidome(コンビドーム・写真上)やCombifit(コンビフィット・同下)など形状に特長のある製品を保有(形態・容量・開封方法を合わせると約300品種)。
▼以下略
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