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2016年6月22日
ヒゲタ醤油、15年度はV字回復し黒字化
ヒゲタ醤油はこのほど、専門紙向けに「2015年度(第122期)決算報告会」を実施。濱口敏行社長(写真)らが出席し、前期概況と今期経営方針などを説明した。15年度業績は、売上高108億1,700万円(前年同期比6.0%増)、営業利益4億200万円、経常利益5億9,800万円(321.7%増)、当期純利益2億8,700万円(256.6%増)と増収増益で着地し、計画通りのV字回復実現となった。業績について濱口社長は「売上高は約6年前の水準、経常利益は約10年前の水準まで回復させることができた」などと語った。売り上げの内訳は、醤油約81.4億円、加工調味料約24.4億円、その他2.4億円と、醤油、加工調味料が前年を上回る結果となった。醤油は、「本膳」が好調に推移しており、業務用で2ケタ増、家庭用についても密封ボトル商品の好調から2ケタに近い伸長となった。加工調味料については、「本がえし」が好調。チェーン店などオペレーション効率を考えるユーザーから高評価を得ている。
16年度の業績予想は、売上高108億円、経常利益5億円。16年度方針について濱口社長は「次の10年に向かって『創業400年 新たなる創造』とし、15年度までに構築してきた新商品開発、マーケティング、営業体制、そして管理体制の仕組みを定着させ、より強固なものにする。さらに、世代交代の実現、人材の採用と育成、活性化を目指す」などと語った。
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