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2016年6月15日
5月のアイス、2%減(本紙調)
大幅減スタートも後半持ち直す
5月のアイスクリーム販売実績は、2%減で着地した。4〜5月累計では4%増。
昨年は各地で「5月の気温が最も高い日」を更新しており、アイス市況も8%増と伸長したが、今期はそれを更新するまでには至らなかった。また、GWに備え流通が4月末在庫を大目に確保していたことも、上旬の荷もたれを招いた。上旬だけをみると、2割以上のマイナスとなるメーカーもあったようだ。しかし、中旬以降は回復。下旬には新商品が相次いだこともあって市況は急速に持ち直した。
ロッテアイスは9%減。昨年販売していたCVS留め型製品がなかったことが影響した。「クーリッシュ」が11%増で、“カルピス”が昨年の“クッキーバニラ”比で8割増と好調。「爽」は10%減。“バニラ”が20%減と苦戦したが、セカンドフレーバーが補った。「モナ王」は10%減。「レディボーデン」は2%増。「ドール」は15%減。「ハーシー」は5%減。「ザクリッチ」は17%減。「ジェラートマルシェ」10%減。「ガーナ」は5%増。「バニラバー」は5%増。「スイカ」は4%増。森永乳業は5%減。「パルム」は前年並み。「ピノ」は昨年の“ルージュベリー”の反動で10%減。昨年刷新し2.6倍に急拡大した「モウ」は、フレーバー品の投入時期がズレたこともあって2ケタ減となったが、主力の“バニラ”は1%増と好調を持続した。江崎グリコは前年並み。「ジャイアントコーン」は5%減でアソートも同様。「パピコ」は“ホワイトサワー”が上乗せし20%増、リニューアルした「パナップ」は30%増「牧場しぼり」は15%減。「アイスの実」は15%増。
▼以下略
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