日刊食品通信 記事詳細

バック
ナンバーへ
日刊食品通信
2016年6月14日

東名阪 酒類卸商況


首都圏 合計5%減、各卸で開き

 5月の首都圏酒類卸商況は、帳合変更の影響等で各卸で開きがみられるものの、全体では前年比約95%と推定される。ビールは、前年発売された新商品の反動もあり同91%前後と鈍い動き。発泡酒は同約92%、新ジャンルも同約95%と前年実績に届かなかった。清酒は5%前後のマイナス。甲類は同約91%〜微増と開きがみられるも、全体的にはマイナスが目立った。乙類は同約98%となる中、「いいちこカップ」(200ml)などの小容量タイプが堅調だという。

 

 ワインは、全体ではほぼ前年並みも、マイナスも目立ち「価格軟化が進み中価格帯以上のアイテムが鈍い」などの声も聞かれた。ウイスキーでは、輸入の「ジムビーム」や「ジャック ダニエル」などが引き続き順調で同103%前後と前年を上回った。RTDも続伸しており、主要各社基幹ブランドのほか、アサヒビールの「もぎたて」が引き続き好調。6月は、12月決算の企業が上半期を迎えるが、ビール類新商品や5月の反動が見込まれるなどプラス着地が期待される。

▼以下略

サービスのお申し込みにつきましては、お電話またはフォームよりお願い致します

  • お申し込みにつきましては、弊社が受信確認後、お客様にご確認事項を通知してから、書籍とご請求書を郵送致します。
  • 電子版、紙版どちらも下記よりお申し込みになれます。
ホームページからのお申し込みフォーム

電話からの
お申し込みはこちら

バックナンバーへ

媒体紹介へ