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日刊食品通信
2016年6月2日

5月のビール類販売、4ヵ月ぶりに減少


昨年新製品とGW対策の反動で

 本紙が推定した5月のビール類販売実績は、国産メーカー大手4社計で前年同月比93.6%となった。昨年新製品の反動やGW前の出荷増が影響した。マイナスは4ヵ月ぶり。うちビールは同92.9%、3ヵ月ぶりのマイナス。前年クリアは1社。新ジャンルは同95.2%、2ヵ月ぶりのマイナス。プラスは1社。発泡酒は同92.2%、11ヵ月連続のマイナスだった。カテゴリー構成比はビールが48.8%(前年同月49.2%)、新ジャンルが36.8%(同36.2%)、発泡酒は14.4%(同14.6%)。

 

 一方1〜5月累計は前年同期比98.1%と4月時点から1.3ポイント後退した。ビールは同99.2%。2.1ポイント後退してマイナスに転じた。新ジャンルも1.3ポイント後退し、同99.2%とマイナスに。発泡酒は同91.7%で0.2ポイントの改善だった。なおカテゴリー構成比は、ビールが48.8%(前年同期48.2%)、新ジャンルが36.8%(同36.3%)、発泡酒は14.4%(同15.4%)だった。

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