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日刊食品通信
2016年6月1日

食料支出1.6%増、再びプラスに(4月)


乳製品、飲料、調理食品が伸長

  総務省統計局が5月31日発表した4月の2人以上世帯の消費支出(用途別分類)は29万8,520円、実質ベースで前年同月比0.4%の微減ながら2ヵ月連続で減少した。減少幅は5.3%減だった前月から大幅に回復。うち食料支出は7万848円、1.6%増で2ヵ月ぶりに増加に転じた。

 

 項目別にみると、生鮮関連は相場が落ち着いてきたため、肉類を中心に減少した。特に相場が高かった牛肉は厳しい消費環境だった。好調だった項目は乳製品で9.0%増と高い伸び。花粉症対策としてヨーグルトの売上拡大が続いており、特に機能性ヨーグルトが好調だったとみられる。飲料も6.3%増と各項目で伸長した。熊本地震の影響で備蓄需要が高まり、ミネラルウォーターなどが伸びた。また、ボリュームの大きい調理食品は4.5%増だった。花見・行楽需要で弁当・寿司関連の商品が動いた。外食も3.6%増と伸長。焼肉や寿司業態が堅調だった。

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