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日刊食品通信
2016年5月26日

即席めん市場、過去最高を更新(本紙調)


東洋水産、明星食品がシェアアップ

 本紙調べの2015年度(4〜3月)即席めん市場は、メーカー出荷額ベースで5,495億円(104.0%)と2年ぶりに前年クリアし、過去最高を更新した。うち、袋めんは1,210億円(前年並み)、カップめんは4,285億円(105.2%)。(詳細は姉妹誌「酒類食品統計月報5月号」)

 

 15年1月に価格改定を実施したが、各社とも積極的な新商品投入やプロモーション策で数量実績の確保に努め、値上げ分の5%前後が上乗せとなった。メーカーシェアをみると、大手5社では東洋水産が0.3%、明星食品が0.1%ずつ上昇。カテゴリー別は、袋めんはサンヨー食品が3年ぶりに1位に返り咲き、2位は日清食品がきん差で続く。ブランドシェアは、「サッポロ一番」が抜けた首位に立ち、2番手グループは「マルちゃん正麺」と「ラ王」が形成している模様。カップめんに順位の変動はないが、「ごつ盛り」と「マルちゃん正麺 カップ」の寄与で東洋水産が1%アップした。なお、上位13社のうち、決算年度ベースの即席めん部門実績は11社が増収を確保。6位はまるか食品(6〜3月の約10ヵ月分)、7位はヤマダイ、8位はマルタイとなっている。

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