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2016年5月23日
アイス新年度、11%増でスタート(本紙調)
各社主力品が好調を継続
4月のアイスクリーム販売実績は、11%増でスタートした(前年同期2%増)。天候にも恵まれ、各社の主力品は2ケタ以上の伸長も目立った。
ロッテアイスは16%増。一昨年61%増、昨年7%増と好調が続く「爽」は今期も22%増。熊本の震災で予定したテレビCMを自粛したが、バニラが14%、メロンソーダが35%(昨年の冷凍みかん比)といずれも伸長した。「モナ王」は32%増。「クーリッシュ」は68%の大幅増で、バニラ(40%増)とカルピスの2品体制が奏功した。「ドール」は19%減、「ハーシー」は33%増、「雪見だいふく」は32%増。森永乳業は10%増。「パルム」は15%増。「ピノ」は2%増。新製品のトリプルベリーが好調の「モウ」は40%増。「モウ」は昨年4月のリニューアル後に爆発的なヒットとなったが、昨年の4月時点では売り場に間に合わなかったチェーンもあったため、本当の一巡となる今5月が注目される。江崎グリコは18%増。「ジャイアントコーン」はアソートが20%増、セカンドも上乗せしトータル25%増。「パピコ」は昨年のシチリアレモンのヒットでベースが高かったにもかかわらず5%増。「パナップ」は18%増。「牧場しぼり」はバニラ20%増にクリームチーズケーキが上乗せとなり40%増。「アイスの実」は70%増。マルチは330円が20%、420円が10%いずれも伸長したが、500円が20%減でトータル5%増。ハーゲンダッツは昨年(11%増)の反動で10%減。「ミニカップ」が前年並みを確保したが、「クリスピーサンド」「クランチークランチ」が苦戦した。
▼以下略
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