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日刊食品通信
2016年5月17日

高カカオチョコ、4月も市場をけん引


各社ブランド3割〜2倍増に

  高カカオチョコレートが4月も好調、本紙推定で116%となったようだ(13日付一部既報)

 明治はソリッドチョコトータルでは132%。うち、「チョコレート効果」は合計200%。タイプ別では「72%」178%、「86%」148%、「95%」166%といずれも大きく伸長。高カカオチョコ好調を受けて、板チョコ群も伸長。板「ブラック」108%、ボックスタイプも「ミルクチョコ」143%、「ブラック」149%。大袋も「チョコレート効果 アソート」210%。

 森永製菓は、ソリッドチョコ「カレ・ド・ショコラ」がトータル148%。うち、「カカオ70」201%、「ヴェネズエラ ビター」115%と3月に引き続き2ケタ増。板チョコも「ビター」150%と好調が続く。

 ロッテは高カカオチョコのアイテムが少ないが、“母の日ガーナ”など大型販促によりチョコレートトータルで116%と急伸。主力の「ガーナ」群は合計130%。「ガーナ ミルク」は91%、「ブラック」92%、「エクセレント」135%と昨年7月の価格改定で苦戦が続いていた板タイプが9割台まで回復するなど明るい兆しがでてきた。

 

 高カカオチョコ好調のきっかけとなったのは、2月3日NHKの朝の情報番組「あさいち」で、「知られざるチョコレートの魅力」をメインテーマに高カカオチョコやチョコ摂取による臨床研究などが放映されたことで、放映当月はほぼ倍増、3月も5割増と急増。2013年8月から約2年ほど続いたブームの再来は確実となったようだ。

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