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日刊食品通信
2016年5月16日

4月の関西・中京酒類市場


関西 外飲、家庭用ともに弱含み
 (大阪)関西地区4月の酒類販売概況は、ビール類合計で前年比微増。ビールは平均3%増、発泡酒は前年実績に届かず大幅減、新ジャンルは約2%増。ビールは各社とも基幹商品の伸びが主。業務用はビジネスパーソンの飲用がやや低調な推移。低価格の飲食業態に客足が移動した。家庭用は節約意識がさらに強く、ビールや発泡酒ユーザーの新ジャンルへの移動が分野別の増減に反映している。清酒は灘、伏見の大手のうち4社が前年超え。パック酒の伸び悩みが大きく響いている。小容量の吟醸酒や純米酒720mlサイズは好調。季節商材として期待のかかる地方酒の「夏酒」は今後の関心事。年初来の季節商材が不調をかこっただけに、卸の提案力しだいといったところ。ウイスキーは国産で約2%増、輸入で約10%増で安定した動きに終始。果実酒は輸入低価格帯商品は10%増の需要を維持。国産は前年並み。梅酒は約4%の増。焼酎甲類はメーカー間格差が拡がり10%増〜10%減。平均では前年割れ。乙類は上位銘柄が好調で5〜6%増。低アルRTDは好調さを堅持。GW前半も酒類消費は弱含みのまま、外飲、家庭用需要ともに盛り上がりを欠く動向。

中京 ビール類が実績オーバー
 (名古屋)中京の4月のビール類は前年実績オーバーした。小幅ながら全国平均を上回るペース。ビール、新ジャンルの新製品、キャンペーンが寄与。天候要因も追い風。業務用樽も実績オーバー。

▼以下略

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