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日刊食品通信
2016年5月13日

4月飲料実績、9%増(本紙調)


ミネラルウォーター2割以上の伸び

 4月の清涼飲料販売実績は、熊本震災の影響でミネラルウォーターや無糖茶飲料の需要が高まったほか、新商品などの寄与もあり、全体で9%増で着地した。ミネラルウォーターは、震災を受けて全国的に備蓄意識が高まったことや震災後熊本などへ提供されたことで、国産の大容量を中心に大幅な伸びとなり、2割以上増加した。1〜4月累計は2ポイントアップし5%増。

 コカ・コーラ=「い・ろ・は・す」がミネラルウォーターの需要増と新商品「サイダー」の寄与もあり2ケタの大幅増、「綾鷹」も2割以上の伸びとなり全体をけん引した。また、「コーク」「ジョージア」も増加し、全体は9〜10%増(累計5〜6%増・単累ともに本紙推計)。

 サントリー=「天然水」が2Lが2ケタ増となったほか、500mlPETも好調で30%増(20%増)、「BOSS」が13%増(7%増)、「伊右衛門」が25%増(17%増)、「ウーロン茶」が8%増(4%減)。「オランジーナ」は前年の反動で35%減となるも、全体は12%増(7%増)。

 

 アサヒ=「三ツ矢」が新商品「澄みきるサイダー」の寄与で8%増(前年並み)、「ワンダ」は主力商品が好調で7%増(9%増)、「おいしい水」は「富士山のバナジウム天然水」を含み28%増(1%増)、「十六茶」12%増(9%増)、「ウィルキンソン」29%増(24%増)も好調。乳性飲料は「カルピス」ストレートが5%減(2%増)、コンクが6%増(6%増)、カルピス含む全体は7%増(4%増)となった。

▼以下略

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