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2016年5月12日

味の素社西井社長、16年度業績予想等語る


  味の素社は10日、「2016年3月期決算説明会」を本社で開催。西井孝明取締役社長最高経営責任者(写真)が116年度の業績予想及び今後の展望などについて説明した。

 中期経営計画の最終年度となる16年度は、売上高・営業利益ともに前年比で横ばいの予想。営業利益については、当初計画の達成を目指している。営業利益の増減要因などについて西井社長は「15年度は、事業そのもので110億円の増益。これに加え、原燃料安や貿易為替のプラスなどから55億円プラスした。16年度については、事業由来で100億円程度の増益を見込んでいるが、為替と原燃料が前年と真逆の状況にあり、これが影響し、全体では横ばいと見込んでいる」などと語った。セグメント別の業績は、円高や原燃料価格の上昇により日本食品以外のセグメントが売上高・営業利益ともに前年並みの予想。これについて西井社長は「海外の調味料・加工食品については、現地通貨ベースでは引き続き2ケタ成長を見込んでいる。これにより、換算為替のマイナスインパクトを打ち返し、円貨ベースで114億円の増収、8億円の増益を見込んでいる。一方、加工用うま味調味料・甘味料については円高による影響で減益。海外食品全体のセグメントとしては、円貨ベースで5億円の減益を見込んでいる」などと述べた。

 

▼以下略

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