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日刊食品通信
2016年5月9日

トップが語る−テーブルマーク川股篤博社長


冷食・常温、調味料、ベーカリー柱に展開

  テーブルマークの川股篤博社長(写真)はこのほど、本紙インタビューで今後の事業方針を要旨次の通り語った。

 引き続き3つの事業(冷食・常温、調味料、ベーカリー)を柱に展開していく。冷食・常温事業は、ステープル(主食)分野に注力する。穀物加工品でカテゴリー上位品目を作り、強みのある商品で利益を上げていく。当社は水産メーカーや畜産メーカーと異なり、優位性のある原料を持っていないので、加工技術で生きていくことが至上命題。世界中で手に入る小麦、コメを使って付加価値のある商品を提供していく。生産量でトップシェアの冷凍うどんやパックご飯、焼成冷凍パンは典型的な商品となる。冷凍うどん、パックご飯に次ぐ第3の柱として位置づける焼成冷凍パンは、JTが旭化成工業の食品事業を買収した1999年に遡る。当時、同社が持っていた冷凍耐性のある酵母技術を活用し焼成冷凍パン作りを開始した。その後、サンジェルマンを子会社化した02年、中国で冷凍生地製造設備の投資を決定した。旭化成工業から譲り受けたタイフーズ社(Thai Foods International Co.,Ltd.:TFI)のあるタイでパン酵母を生産し、テーブルマークグループの工場へ供給するようになった。現在、サンジェルマンのスタッフが中国工場で技術指導している。

 

▼以下略

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