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日刊食品通信
2016年5月6日

4月のビールと新J、4社揃って増加


3カテ計は3ヵ月連続のプラス

 本紙が推定した4月のビール類販売は、国産メーカー大手4社計で前年同月比103.5%となり、3ヵ月連続で前年実績を上回った。

 ビールが同103.2%で2ヵ月連続のプラス。サッポロとサントリーの2ケタ増をはじめ4社が揃って前年をクリア。一部にエクステンション商品発売の“期ずれ”によるマイナスもあったが、各基幹ブランドの堅調に新製品などが上乗せした。

 新ジャンルも同109.2%と2ヵ月ぶりにプラス。機能系商品の一部に前年の反動が出たが、他の機能系を含め基幹ブランドが総じて順調に伸ばし、キリン、アサヒの2ケタ増をはじめ4社すべてがプラスだった。発泡酒は同91.5%と10ヵ月連続のマイナスだった。

 カテゴリー構成比は、ビールが49.2%(前年同月49.3%)、新ジャンルが36.9%(同35.0%)、発泡酒は13.9%(15.7%)だった。

 

 一方、1〜4月累計は3カテゴリー計で前年同期比99.4%と3月時点より1.6ポイント改善した。内訳はビールが同101.3%(0.9ポイント改善)、新ジャンルが同100.5%(3.5ポイント改善)、発泡酒は同91.5%で3月時点並みだった。なお、カテゴリー構成比はビールが48.8%(前年同期48.0%)、新ジャンルが36.8%(同36.4%)、発泡酒は14.4%(同15.7%)だった。

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