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2016年5月2日
伊藤忠食品、リードオフJと資本業務提携
発行済株式総数の20%超を取得
伊藤忠食品は4月28日、酒類・食品輸入専門商社のリードオフジャパン(以下LOJ)と酒類・食品の輸入調達および国内販売に関する資本業務提携に向けた基本合意書を締結したと発表。今後は、9月末までにLOJ発行済株式総数の20%超を取得、同時期を目途に資本業務提携を締結する予定。
中期経営計画の重点戦略として「酒類分野の強化」を掲げ、商品調達(主にワイン)、人材育成、企画提案力の強化を推進するにあたり、LOJとの相互協力・協業を目的とした資本業務提携締結を決定。酒類・食品の輸入調達及び国内販売の拡大、新規ビジネスの研究・推進を行っていく。なお、業務提携による相互協力等の具体的内容については、今後両社間で分科会を設けて協議を進める。LOJ社は1985年設立、資本金1億6,075万円。15年3月期の売上高は55億円。
今後の展開に関して、同日の東京本社での決算説明会で大釜賢一取締役専務執行役員は、「今回イタリアのプロセッコ『ミオネット』の販売総代理店契約を結んだが、これはリードオフ社が輸入し、弊社が販売する。今後このような商品も出てくるだろうし、また同社の既存扱い品を弊社のルートで販売していくこともある」などと本紙の質問に答えた。
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