日刊食品通信 記事詳細
バックナンバーへ
2016年4月4日
3月のビール類販売、2ヵ月連続で微増
ビールは新製品がオンして4%増
本紙が推定した3月のビール類販売は、国産メーカー大手4社計で前年同月比100.4%と2ヵ月連続で前年実績を上回った。
内訳はビールが同104.2%、新ジャンルが同98.0%、発泡酒は同93.9%。ビールはキリン、サッポロ、サントリーの基幹ブランドが堅調に推移、エクステンション商品は明暗を分けたが、アサヒ「ザ・ドリーム」発売(月内出荷87.2万箱=大びん換算)とサントリー「ザ・モルツ」がオンした。新ジャンルは基幹ブランドの堅調に機能系の続伸が好影響して2社がプラスとなったものの、昨年新製品の反動が大きかった。発泡酒は機能系基幹ブランドの好調で1社がプラスとなったが、昨年の反動を含め、ほか3社はマイナスだった。ビールの前年同月比プラスは3ヵ月ぶり、新ジャンルは2ヵ月ぶりのマイナス、発泡酒は9ヵ月連続のマイナス。カテゴリー構成比はビール50.2%(前年同月48.4%)、新ジャンル35.5%(同36.3%)、発泡酒14.3%(同15.3%)だった。
一方、1〜3月累計は3カテゴリー計で前年同期比97.8%と2月累計より1.8ポイント改善した。内訳はビールが同100.4%、新ジャンルが同97.0%、発泡酒は同91.5%で、それぞれ2.7ポイント、0.6ポイント、1.5ポイントの改善だった。
また、前年実績を上回ったのは3カテゴリー計で3社、ビールは2社、新ジャンルも2社、発泡酒は1社だった。なお、カテゴリー構成比はビールが48.7%(前年同期47.4%)、新ジャンルが36.7%(同37.0%)、発泡酒は14.6%(同15.6%)だった。
サービスのお申し込みにつきましては、お電話またはフォームよりお願い致します
- お申し込みにつきましては、弊社が受信確認後、お客様にご確認事項を通知してから、書籍とご請求書を郵送致します。
- 電子版、紙版どちらも下記よりお申し込みになれます。