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日刊食品通信
2016年3月30日

ローソン、「三菱を巻き込み総力戦展開」


2頭体制で次世代CVS設計

 ローソンは28日、新経営体制(既報)に関する会見を開き、新会長兼CEOに就任する玉塚元一社長(写真右)、社長兼COOに就任する竹増貞信副社長(同左)の両名が登壇した。

 玉塚社長は「3〜5年くらいでマチの変化にいかに対応するか、組織として力をつけていけるのかが課題。垣根を越えた戦いを勝ち抜くには三菱商事を巻き込んだ総力戦が不可欠だ。生産工場の集約化や物流改革、周辺産業の領域拡大など三菱のリソースを最大限活用していく」と業界を取り巻く厳しい背景を説明した上で、「竹増氏についてはCOOの肩書を持ったままリーダーシップを発揮し、周辺領域をリードしながら新しい道を切り拓いて欲しい。自分は最も重要な核である国内CVS事業に責任を持つ」と述べた。さらに「自分は三菱出身ではなく遠慮もある。三菱出身の社長を据えることで三菱の覚悟を引き出したい。ローソンが大事なプラットフォームになるよう三菱のアセット、人脈を巻き込んで改革のスピードを上げることが重要」と添えた。選んだ理由については「強い交渉力とリーダーシップ、人を引きつける力。交渉力の源泉は三菱商事の社長秘書を務め修羅場を経験したこと。一枚岩の体制でグループを強化していく」と語った。

 

▼以下略

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