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日刊食品通信
2016年3月29日

乳業3社、乳飲料に「テトラ・トップ」採用


共通コンセプトは「ちょっとした贅沢」

 テトラパックの「テトラ・トップ」が今春、乳業3社の乳飲料容器に採用された。リキャップできて衛生的という利便性が評価されたもので、「ちょっとした贅沢」をコンセプトとする乳業各社の商品の広がりとともに、同容器もより身近な存在になりそうだ。

 森永乳業は「森永贅沢ミルクココア」、雪印メグミルクは「ボトラッテ」、明治は「明治深みミルク紅茶」をそれぞれ上市。森永乳業は「需要が高い乳飲料を通じて、乳の価値訴求を図る」。雪印メグミルクは「ミルクのもつ機能性を具現化した商品で消費者の健康意識の高まりに応えたい」としている。さらに、「仕事をしながら飲むという新しい飲用スタイルとボトルに入ったラテという新カテゴリーを創出し、チルド飲料の市場開拓を目指す」考え。明治は「紅茶市場が縮小している中で新価値商品が求められている。しっかりとした紅茶茶葉の味わいへのニーズに応え、リラックスやゆったり過ごす上質な時間を演出する飲料として提案したい」としている。

 採用の理由については3社はともに「リキャップできて衛生的」という利便性をあげている。さらに、雪印メグミルクは容器の特長を商品価値のひとつとして商品を設計。明治は既存商品で採用し、広い世代に受容されている点と、紅茶というゆったりくつろぎながら飲用する商品コンセプトに合致する点が採用の理由。森永乳業は乳飲料に求められる「ゆったりと味わう」飲用ニーズを満たし、最も商品特性を活かせる容器としている。

 

 テトラパックでは、「今後も新たな提案をサポートし利便性と新規性を兼ね備えた容器提案を継続していく」としている。

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