日刊食品通信 記事詳細

バック
ナンバーへ
日刊食品通信
2016年3月28日

不二家のおみやげ菓子、郷土色前面に拡大


主力2ブランド中心に新年度も2ケタ弱伸長

 不二家がおみやげ菓子に注力、新年度に入った1月が105%、2月も115%と1〜2月累計で109%と好調が続いている。地域農産物などが多いおみやげ品のなかで、秋田「ババヘラ」、名古屋「小倉トースト」など郷土色を訴求した商品を投入し、差別化を図っている。

 

 1990年代から地域限定のおみやげ専用商品の投入が増えてきたなかで、同社は2010年4月に「カントリーマアム 九州紫いも」「同 神戸プリン風味」を発売し、お土産品市場に参入するなど、市場参入は遅かった。その後、「ミルキー」「カントリーマアム」の主力ブランドに絞ってアイテムを拡大。「ミルキー」では、「東北限定 ずんだ」「秋田限定ババヘラ」「名古屋限定 小倉トースト味」など郷土色の強い商品アイテムを品ぞろえし全9アイテムに。一方、「カントリーマアム」もエリア限定アイテムを拡大すると共に、アミューズメント施設限定商品も投入し全21アイテムに拡大。全国の水族館限定の「海塩キャラメル」、大阪の世界最大級水族館では「限定 海遊館」を発売するなど、新たな販路を拡大している。

サービスのお申し込みにつきましては、お電話またはフォームよりお願い致します

  • お申し込みにつきましては、弊社が受信確認後、お客様にご確認事項を通知してから、書籍とご請求書を郵送致します。
  • 電子版、紙版どちらも下記よりお申し込みになれます。
ホームページからのお申し込みフォーム

電話からの
お申し込みはこちら

バックナンバーへ

媒体紹介へ