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2016年3月14日
2月のアイス3%増(本紙調)
駆け込み需要で大幅増の前年を上回る
2月のアイスクリーム市場は、3%増で着地した。昨年同月が値上げ前の駆け込み需要でベースが高かった(17%増)にもかかわらず、さらに上乗せとなった。また、15年度累計(4〜2月)では5%増で推移。過去最高の売上高(4,369億円)だった14年度をどれだけ上回れるか注目される。
2月は天候にも恵まれ好調を持続してスタート。テレビのアイス特集や話題性のある商品の投入で、引き続き消費者がアイス売り場に足を運ぶ頻度が増加したほか、うるう年で稼動日増だったこともプラス要因となった。2月の各社実績は次の通り。
ロッテアイスは1%増。「クーリッシュ」が11%増、「モナ王」は6%減。“苺ヨーグルト風味”が上乗せした「爽」が38%増。「雪見だいふく」が1%増。「レディーボーデン」が25%増。「バニラバー」が5%減。「ハーシー」が3%減。「ガーナ」が1%増。江崎グリコは2%減。前年2.8倍と急伸した「アイスの実」はさらに10%増。「ジャイアントコーン」が前年の反動で15%減。「パピコ」は15%減。「パナップ」が10%増。「牧場しぼり」は15%減。マルチでは330円・420円層・500円層がいずれも苦戦した。森永乳業は4%増。「モウ」が50%増と好調を持続。「ピノ」が6%増。「パルム」が10%減。ハーゲンダッツは1%減。昨年大ヒットした“華もち”の反動で「ミニカップ」がマイナスとなったものの「クリスピーサンド」が前年をクリア、「クランチークランチ」も2ケタ増。
▼以下略
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