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2016年3月11日
2月流通菓子出荷、2%増(本紙調)
チョコスナック、半生ビスが好調
日刊経済通信社がまとめた2月流通菓子出荷実績(金額ベース)は、前年比102%と堅調に推移した。2月期決算の流通業が多いこともあり、特売など販促も前月に比べ多かったことが出荷増につながったようだ。さらに、イースター向け商品も前年に比べ増えていることも寄与した。
チョコレートはトータル102%。ソリッドチョコは105%と推定。ソリッド系は、板チョコが引き続き80%台で推移する一方で、ボックスタイプは120〜140%と好調を持続。ナッツ系は70%と特売頻度の減少が引き続き影響している。チョコスナックは110%。各社定番商品は軒並み好調を持続。3月のイースター向けの大袋(ファミリー)商品も寄与している。大袋は120%と催事向け出荷の伸びを反映。
ビスケットは102%と推定。ソフトビス・クッキーは前年並み。イチゴ・抹茶など期間限定商品が寄与。クラッカー系は105%。半生ケーキは106%と好調。特売向けは2ケタ伸長した模様。
キャンディはトータル101%。ハードキャンディは前年並み。苦戦が続いていたのど飴の荷動きが活発化し前年をクリア。ソフトキャンディは前年割れ。グミキャンディは104%と好調を持続。スナック菓子はトータル前年並み。ポテト系は103%と推定。生ポテトチップスは98%、成型ポテトチップスは好調で105%。コーン系は95%、うちパフ97%、チップス92%、ポップコーン106%。小麦系は94%。チューインガムはトータル92%。デンタル系は堅調なものの、小粒板、フルーツ系のマイナスが響く。
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