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2016年3月9日
トロピカーナ、16年マーケ戦略を発表
「100%未満の構成比半分に」(北原社長)
キリン・トロピカーナは8日、16年度の事業方針を発表した。昨年は、「エッセンシャルズ」シリーズなどの貢献で23%増と3年連続の2ケタ増を達成。今期は100%果汁を軸にドライ商品を拡充し、「100%果汁:100%未満=50:50」の構成比を目指す。
15年実績=15年は市場がマイナスとなる中、「エッセンシャルズ」や「ココナッツウォーター」が貢献し23%増の1688万箱で着地した。「エッセンシャルズ」は年間で年初計画の3倍となる300万箱(4SKU)を突破。「不足しがちな栄養成分を手軽に補える特徴と高い味覚評価が好評」(同社)で30〜40代女性を中心に想定以上の動きとなった。一方、「ホームメイド」も10%増と好調に推移したが、果汁炭酸はやや苦戦した。北原伸恭社長(写真)は、「ポートフォリオの変革を行い、100%果汁を中心に提案性のある低果汁を展開したことが功を奏した。16年は100%果汁を軸としながら、100%未満果汁商品で新たな提案を行い、構成比では5:5を目指す」と話した。
16年戦略=「トロピカーナ」のプレミアム感やおいしさ、世界No.1ブランドという資産価値を活かしながら、縮小する市場でも存在感を出し、4.5%増の1763万箱の販売を目指す。
▼以下略
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